カラーの勉強を初めてから自分の中で一番変わったなと思うことは、仕事の上での色の選択の幅もそうですが、選ぶ洋服や小物の色の幅が広がったような気がしています。
それまで決して選ぶことがなかったような、どちらかというとブライトな色味を身につけるようになりました。お店で以前なら素通りしていたような色も、手にとって顔にあてて鏡で見ることも増えました。
このマジェンタのキャップもその一つです。ウクライナ生まれのアメリカの色彩学者ルイス・チェスキンの「役立つ色彩」という本で「マジェンタは女性の肌を白く見せ、顔色を引き立たせる」と書いてあったのを思い出しました。
ショッキングピンク系はこれまで一度も身に着けたことがありません。若い頃からずっとそうでした。顔の上の方にあてて、恐る恐る鏡を覗いてみると...確かに顔色がパッと明るくなり、少し白くなったように思います。
隣りにいた友達にも見てもらいました。「あ!それすごく似合うね。」って言ってもらえて思わずレジに向かいました。
2018~2019年の冬にかけて、このキャップが大活躍したことは間違いありません。
色のもつ力を理論として知って、こういった身近な場所で実験してみて実感する。
そんなことも色の力を味方につけるためのステップとして有用だし、手にする・身につける色の幅が広がることが何よりも楽しいです。
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